インフレに対する最近の欧米の対応

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みなさん、こんにちは!

今日も楽しく資産運用していますか??

自分のお金を使って投資を始めると、
「景気」や「経済」に関するニュースに関心が出てくる方も多いと思いますす。
今回はそういった時事ネタを私なりにわかりやすい表現で解説しようという試みです。^^

内容をざっくりまとめると、、、

いま欧米先進国では、インフレが起こっています。
コロナ禍で景気が悪くならないように刺激策が昨年からいろいろと打たれてきましたが、
インフレがすごいし、景気も良さそうなので、来年はそろそろ引き締めようか。と検討されています。
つまり、一般的には景気は下がる。ということが考えられます。

インフレーション = 物価上昇

日本に住んでいるとモノの値段が上がるってあまり実感がないかもしれません。
私が高校生だった当時、実家の最寄駅から甲府駅までの運賃が570円だったと記憶しているのですが、
20年以上経った今はというと、、、
まだ590円ですよ!?

下のグラフを見てみると、それを裏付けるように
日本では何十年も物価がそれほど上がっていないです。

(出典: 世界のネタ帳 https://ecodb.net/country/JP/imf_cpi.html)

これはこれで物価が安くていいじゃん。
とは単純に喜んでいられないほどまずい状況なのですが、
その話は別の機会にします。

最近の欧米諸国のインフレ状況ですが、

アメリカ(米国)は、労働省が発表した2021年10月の消費者物価指数は、
前年同月比プラス6.2%。
6カ月連続で5%以上の伸び続けています。

ニューヨークに住んでいる私も実感として、
近所の住宅価格や家賃が高騰していますし、
ホリデーシーズンを迎え、さすがに高すぎると悲鳴が上がっています。
ガソリン代も高いですね。(2.9ドル/ガロンから3.6ドル/ガロンくらいになってます。)

ヨーロッパでもドイツで、プラス4.1%(2021年9月)。スペインで、プラス5.5%。(2021年10月)

なぜ??
原因はいろんな要素が関わってくる話ですが、
ひとつは原油価格の高騰による伴うエネルギー価格全般の上昇なんかがあります。

各国中央銀行はこのインフレに対策を打とうとしています。

アメリカ(米国)はコロナ禍で経済を下支えするために、
個人に1,200ドルのチェックを渡したり(うちにも届きました。)、
FRB/FOMCが政策金利を下げたり、
量的緩和と言ってざっくり約500兆円(3.8兆ドル→8.7兆ドル)ものお金を巻いてきましたが、
そろそろやめて引き締めようか。という感じになっています。

量的緩和終了時期が来年(2021年)3月に前倒しされ、来年の利上げ予想回数が1回から3回になり、
利上げペースと量的引き締めに関する情報発信が今後の注目点にになるだろうと予想されています。

ヨーロッパでも同様の対応が検討されています。

では、それでなにが起こるのか??

引き締めが始まれば、一般的には景気が下がる(株価が下がる)と理解されてます。

インデックス投資法を実践している方は、
時間を分散して、毎月定額を長期投資していくため、
日々の値動きを過度に気にする必要はありません。
(あまりにも気になりすぎて、当初立てた投資計画をキープできないのであれば、そういった雑音は入れないほうがいいとさえ思っているくらいです。)

しかし、日々の値動きが、どういった世の中の動きやニュースに関連しているのだろうと
アンテナをはることは決して悪いことではないと考えています。

いかがでしょうか?

今回の記事が少しでも皆さんの学びにつながれば、うれしいです。

LifeBuddyは皆さんの資産運用を応援しています!一緒に頑張りましょう!

最後までお読み頂きどうもありがとうございました。

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