先週からアメリカの株価が下がってますね!お気づきですか??

New York Stock Exchange

こんにちは!今日も楽しく資産運用していますか??

LifeBuddy講師のたけです。

先週からアメリカの株価が下がっていますね!

S&P500で見ると、1週間前は4,600ドルだったのが、現時点で約4,230ドル(1/24 12:00pm NY)。
約8%下がっています。
1週間の下げ幅としては、2020年3月以来の下落幅だそうです。
2022年初は4,780ドルを超えていましたので、年初来の下げ幅は10%を超えてくる下げ幅です。

2020年3月のコロナより後、最近投資を始められたばかりの方にとっては、
初めての大幅下落を経験していると思いますが、
どんなお気持ちでしょうか?

長期でインデックス投資をする投資方針では、短期的な値動きを過度に気にする必要がありません。
ああ、いま下がってるから安くいっぱい買えてラッキーくらいの気持ちで投資を続ければいいです。
とお伝えしていますが、
実際に下げの状況になってみて、本当に平常心を保って投資を続けられますか?続けられていますか??

むしろたけさんに言われるまで気づかなかった。
余計なことを教えないで!
とおっしゃるかた方もいるかもしれませんが。w

ただ、今日お伝えしたいのは、

『そういった状況になってみて、自分がどんな気持ちになるのか、実際に経験してみること。』

これは資産の多い少ないに関わらず投資をやっている人にしかできないことですので、
ぜひいい機会ですので、ご自分の気持ちを振り返ってみてくださいね。

(極端な例として、あまりにも不安感が強いかたは投資方針自体を見直したほうがいいかもしれません。)

最後に、もう少しここ最近の動きをわかりやすく説明する試みをしますと、、、
いま米国株は、ボラティリティ(値動きの変動度合い)が上がっているという状態になっています。

セクター別で見ると、金融、エネルギー関連は比較的好調。
今まで株価を牽引していたテクノロジー株が軒並み下がっている状態です。Netflix、Apple、Amazonなどですね。

今週は、FOMC(Federal Open Market Committee: 連邦公開市場委員会)が開かれます。
要は、パウエルさんとか偉い人がアメリカの金融政策を決定します。
先日、以下のブログにも書きましたが、今年はアメリカの中央銀行(FRB)はインフレに対応するため、金融の引き締めを始めるだろうというのが大方の予想です。

また今週はさらにMicrosoft、Tesla、Appleといった会社の決算発表があるのでその内容によってはさらに株価が動くかなという感じです。

FOMCは、米国の中央銀行ともいうべきFRB(米連邦準備理事会)が開く会合で、年に8回開かれます。
1,5,7,11月は声明文と記者会見のみですが、3,6,9,12月は今後の経済見通しと政策金利見通しが出ます。
目的は雇用と物価の安定。
雇用は最大雇用に近づいている(と考えられているような)ので、彼らの興味は目下、インフレにあります。

FRBは、コロナ禍で経済を下支えをするためにQE(量的緩和)を実施していました。米国債やモーゲージを買って、市中にお金をばらまく。ということですね。
FRBが超金融緩和状態から抜け出すための出口戦略として、今年は以下を実施するだろうと考えられています。
・テーパリング: QE(量的緩和)による資産買い入れ額を徐々に減らしていくこと。
・利上げを4回実施するか?
・QT(Quantitative Tightening: 量的引き締め)の開始。QE(Quantitative Easing: 量的緩和)の逆で、満期を迎えた保有債権の再投資の停止(消極的なQT)と保有債権の売却(積極的なQT)の2種類がある。

量的緩和っていうけど、FRBはいくらくらい買ってるの??
答えは、約8兆ドルです。
大きすぎてイメージがつきませんが。。
下のURLにグラフがあります。

https://www.m2j.co.jp/report/fundamental-point/12541

たった1度の人生、悔いがないように。。
LifeBuddyは皆さんの資産運用を応援しています!一緒に頑張りましょう!

[参考ニュース記事]
NYダウ 6営業日連続下落 インフレ抑制の金融引き締めに警戒感

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220122/k10013444271000.html

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